Values2022通常号
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世界平和という大きな目標に向けて、ピース乾杯プロジェクトという一歩花蜜:私は良く皮算用します。面白いなと思った事はとりあえず皮算用して、あ、事業として成立しそうだなと思ったら、周りの人に喋りまくる。こんなこと考えてるんだけど、どう思う?そうすると色々な反応があるんです。じゃあどうやったら上手くいくかな、とか。喋りまくることで、どんどんブラッシュアップされていって、どんどん鮮明な階段が見え始めるんです。とは言っても中々思い通りにはならなかったですけど。人に話すことで同時にパワーをもらって、確信に変わり、そこに突き進んでいく力が出てくるというサイクルかもしれません。大和田理事長:しゃべり始めている時にはもう動いている、ということですね。ありがとうございます!大和田理事長:私たちが求めているのは恒久的世界平和、青年会議所としてひとづくりを通して街づくりをしています。出前館やペットの里の創設の他、ピース乾杯プロジェクトということも進めていらっしゃいますよね。その点についてお話頂けますか。花蜜:私が取り調べを受けている時ですが、本当にお先真っ暗で何もやる気が起きなかったんです。何となくTVをみていると紛争のニュースや暗い話題ばかりが目についたんです。ぼんやりと、どうやったら世界は平和になるんだろう、と思ったのがきっかけです。世界平和に大切なことを考える    5いつきました。そこからは先ほどの、と、まず一歩目は機運を高めることではないかと思いました。じゃあ二歩目は?と考えたところ、お金、教育、住宅、環境など色々な意見があると思います。ここで意見が分かれると気づいたんです。だから共通である一歩目の「世界平和への機運を高める」ために自分が世界に向けて何ができるのだろうかということに、思いを馳せました。では世界共通でやっている事は何だろう?と考えた時に乾杯はどうだろうか、と思多くのひとに語りまくって、ブラッシュアップして、確信をもって、あきらめずに行動のサイクルです。今はそのサイクルの途中です。皆さん、是非ピース乾杯プロジェクト広めてください!大和田理事長:「世界平和」と「幸福」はイコールですね。ピース乾杯プロジェクトは世界平和への一歩ということ、とても共感できます。青年会議所でも拡散させて頂きますね。花蜜さんの「世界平和」への想いを、私たちも語りまくります。花蜜さんのお話を伺って、未来を作り上げるには、多くの方々に語り伝えていくことが必要であると確認できました。私たち青年会議所が目指す未来を語り続けて、輪が拡まって共感が生まれる。そうすることで仲間が増えて、幸福な社会への第一歩が始まると、確信しました。諦めない、確信する、そして語る、語って仲間とともにブラッシュアップ。人を引き込んでいく魅力は、まず語ることから始まる。自分の想いを仲間に伝えて行動を起こしていくことが大切ですね。本日は本当にありがとうございました。【対談】全てのひとが幸福を実感できる社会へ

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