Values2022通常号
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事業報告4月44月月例例会会国国際際社社会会創創造造事事業業5月55月月例例会会次次世世代代育育成成事事業業日時:2022年4月21日場所:オンライン   アイーナ 803世界経済の発展により私たちが幸福を得る一方で、犠牲になっている人々がいるという、トレードオフの現状が問題となっております。そこで国際社会創造事業では「世界で起きている人権問題・環境問題~私たちにできる国際協力~」と題しましてウェビナーを実施致しました。講師には、日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)理事、NGOグローバル・ヴィレッジ代表の胤森なお子氏をお招き致しました。当日は、盛岡広域圏の自治体、大学や高校の方をはじめとした一般参加者を含む79名の方にご参加いただきました。講師の方にはフェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」の実例をもとに、フェアトレードとは何か、具体的にどのようなことを個人レベルで行うことができるのかをお話いただき、更には、まちぐるみで推進するフェアトレードタウン運動とその認証についてのお話を共有いただきました。今回の事業を通じて、フェアトレードの時代背景を学び、私たちが利便性と経済性を求めることにより、適正な価格で取引ができず、犠牲になっている現地生産者がいることを参加者皆で認識することができました。今後は私たちが日頃消費する商品がどのような製造過程で出来ているのかを意識し、消費していく必要性を学ぶことができたと月例会考えております。事業後には4回にわたりSNSでフェアトレード商品の取扱い店舗を発信し、実際にフェアトレードに取り組むきっかけを作ることで、参加したJCメンバーの93・9%は何かしらのアクションを起こすことに繋がりました。最後に、講師の胤森様をはじめとし、参加いただいた皆様に感謝申し上げます。あらためてありがとうございました。本例会での学びを忘れずに、自己と他者の幸福を考え、世界全体の幸福の実現へ向けて歩みをとめずに活動していきます。5月例会次世代育成事業「新たな可能性を切り拓こう」と題して「eスポーツJCI盛岡杯大乱闘スマッシュブラザーズトーナメント」を開催致しました。eスポーツは、一つのスポーツとして認知されつつあり、若年層から高齢者まで世代の壁を越えて楽しむことが出来る分野です。eスポーツが競技としてだけではなく、様々な分野で需要があることを理解し、今後の可能性の拡がりを学ぶ機会となりました。本事業は2部構成で、第1部では岩手eスポーツ協会会長の遠藤徹也氏と、岩手県出身プロeスポーツ選手の川村凌氏をお招きしまして、「eスポーツの新たな可能性と交流のカタチ」をテーマにトークセッションを行いました。お二方から、eスポーツがスポーツの分野としてここまで発展してきた歴史や、選手としての心構えや物事への取り組む姿勢などのお話しを頂戴し、子どもたちだけでなく大人にとっても興味深いお話を頂きました。スマッシュブラザーズトーナメント」を実施し、当日は大会参加者32名の子供と保護者、盛岡青年会議所メンバー100名第2部では、「eスポーツJCI盛岡杯超が集まり活気溢れる事業となりました。トーナメントではペアとなった選手が協力し合い、目の前の相手と本気の勝負を繰り広げました。年代や性別の壁を越えて画面上のバーチャルなキャラクターを操作して対戦する様子はeスポーツの新たな可能性を感じる瞬間でした。今回の事業を通して、子どもたちが興味ある事に注力し、目標を持つことと私たち大人がその機会を提供することの重要性を学びました。それによって多くの子どもたちの笑顔と真剣な眼差しを生み出すことに繋がるのではないでしょうか。また、参加をしてくれた子どもたちにとっては仲間や対戦相手と交流を通して、他者への思いやりを持ち、勝つ喜びと負ける悔しさを感じてもらうことが出来た事業となったと思います。eスポーツはただのゲームではなく「バーチャルスポーツ」の分野として、今後の社会の中で必要性が高くなることを実感しました。国際社会創造委員会次世代育成委員会           8、 42022日場時所::い2わ0て2県2民年情5報月交14流日センター

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